古い額縁やアルミフレームは、そのままだと部屋の雰囲気に合わず、使わずにしまったままになっていることも多いですよね。
今回は、古いアルミ製の額縁をバターミルクペイントとオールクラックアップを使って、アンティーク風にリメイクしてみました。
特別な道具は必要なく、塗るだけでヴィンテージ感のある仕上がりになるので、DIY初心者にもおすすめです。
「額縁の色を変えたい」「アンティーク風に塗装したい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
今回使用した額縁

今回使用したのは、祖母の家の物置で見つけた古いアルミ製の額縁です。
中にはパズルが入っていましたが、フレーム自体はまだ十分使えそうだったので、中身だけ取り外してリメイクすることにしました。
もともとはブラックに塗装されたアルミフレームで、表面はツルツルしています。このような素材は一般的な水性塗料では塗料が密着しにくいことがありますが、バターミルクペイントなら下地処理なしでも比較的塗装しやすいのが特徴です。
今回はさらに、ひび割れ加工ができるオールクラックアップを組み合わせて、アンティーク調の額縁に仕上げていきます。
使用した材料・道具

今回使用した材料はこちらです。
- バターミルクペイント(チャイルドロッカーイエローホワイト)
- バターミルクペイント(ドレッシングテーブルブルー)
- バターミルクペイント(ドレッシングテーブルネイビーブルー)
- オールクラックアップ
- 刷毛
- ドライバー
今回使用しているバターミルクペイントは、木材だけでなく金属やプラスチックにも塗装しやすく、マットな質感に仕上がる人気の水性ペイントです。
「バターミルクペイントってどんな塗料?」「塗り方や特徴を詳しく知りたい」という方は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
また、今回のアンティーク風の仕上がりはオールクラックアップを使ったクラック(ひび割れ)塗装によるものです。
クラック塗装の仕組みや詳しい塗り方については、こちらの記事で詳しく解説しています。
額縁をアンティーク風に塗装する手順
それでは実際に、額縁をアンティーク風に塗装していきます。
作業自体は難しくなく、塗装と乾燥を繰り返すだけなのでDIY初心者でも挑戦しやすい内容です。
今回は「ネイビー → クラック塗料 → 明るい色」の順番で塗装しました。下地に暗い色を使うことで、ひび割れから見える色とのコントラストが強くなり、クラック模様がよりはっきりと目立つ仕上がりになります。

額縁を分解する
まずは額縁を分解します。
今回使用した額縁は裏面をネジで固定するタイプだったため、ドライバーで簡単に分解できました。
額縁のカバーや裏板を取り外しておくことで、塗料が付着する心配がなく、作業もしやすくなります。
また、塗装前にはフレーム表面の油分や汚れをしっかり拭き取っておきましょう。油分が残っていると塗料が密着しにくくなり、剥がれの原因になることがあります。
最後に元通り組み立てるので、ネジなどの細かい部品はなくさないように保管しておきましょう。

下地を塗装する
最初に、下地となるネイビーブルーを塗装します。
バターミルクペイントは金属にも塗装できますが、ツルツルしたアルミフレームではやや塗料が乗りにくかったため、今回は二度塗りしてしっかり色を付けました。
また、水で薄めると塗膜が弱くなりやすいため、できるだけ原液のまま使用するのがおすすめです。
塗装が終わったら、そのまま1日しっかり乾燥させます。

オールクラックアップを塗る

下地が完全に乾いたら、オールクラックアップを全体に塗ります。
この塗料が乾いたあとに上塗りをすると、表面だけがひび割れ、アンティーク家具のような風合いを再現できます。
オールクラックアップは塗る量や乾燥状態によって仕上がりが変わるため、初めて使う場合は端材などで試してから作業すると安心です。
上塗りしてひび割れ加工する
今回はイエローホワイトとブルーを1:1で混ぜ、やわらかい色合いを作って上塗りしました。

前回の実験で、バターミルクペイントを水で薄めると、ひび割れが細かくなることがわかりました。今回はその結果を踏まえ、原液のまま一気に塗装して、大きめのクラック模様になるよう挑戦してみます。

オールクラックアップは何度も刷毛を動かすと効果が弱くなってしまうため、同じ場所を何度も塗り直さないのがポイントです。
そのまま乾燥させると、下地のネイビーが自然に見え始め、前回よりも大きくはっきりとしたクラック模様になりました。
最後にもう一度しっかり乾燥させれば、塗装作業は完了です。

完成!アンティーク風の額縁に
塗装がしっかり乾いたら、額縁を元通り組み立てて完成です。

もともとはブラックのアルミフレームでしたが、クラック加工によって長年使い込まれたようなアンティーク調の雰囲気に生まれ変わりました。

今回は裏板の色と少し似た仕上がりになりましたが、ポスターや写真を入れると額縁の色が程よくアクセントになり、ヴィンテージ感のあるインテリアとして楽しめそうです。

大きめのひび割れも全体にバランスよく入り、前回よりもイメージ通りの仕上がりになりました。

塗装をきれいに仕上げるポイント
今回の作業で、きれいなクラック塗装に仕上げるためのポイントがいくつかありました。
水で薄めすぎない
バターミルクペイントを水で薄めると塗りやすくなりますが、ひび割れが細かくなったり、発色が弱くなったりすることがあります。
クラック塗装をする場合は、できるだけ原液のまま塗るのがおすすめです。
同じ場所を何度も塗らない
オールクラックアップは、一度塗った上から何度も刷毛を動かすと、ひび割れがきれいに出なくなることがあります。
上塗りは一気に塗り広げ、乾くまでは触らないようにしましょう。
必ず試し塗りをする
ひび割れの大きさは、塗料の厚みや乾燥時間、塗り方によって大きく変わります。
本番前に端材などで試し塗りをしておくと、イメージに近い仕上がりに調整しやすくなります。
まとめ

今回は、古いアルミ製の額縁をバターミルクペイントとオールクラックアップを使って、アンティーク風にリメイクしてみました。
額縁はもちろん、木箱や収納ボックス、小物などにも応用できるので、部屋の雰囲気を手軽に変えたい方にもおすすめのDIYです。
私のブログでは、初心者でも挑戦しやすいDIYやインテリアづくりを紹介しています。ぜひ他の記事も参考にして、お部屋づくりを楽しんでみてください。

















