キッチンで毎日料理をしていると、気付かないうちに調味料やスパイスが増え、置き場所に困ることがあります。
わが家でも、よく使う調味料を電子レンジや冷蔵庫の上に置くようになり、キッチンが少しずつごちゃついてきました。
そこで今回は、空いていた壁面スペースを活用し、ディアウォールと2×4材を使ってスリムな調味料収納棚をDIYしました。
壁に穴を開けずに設置できるので、賃貸でも取り入れやすい収納アイデアです。
こんなキッチンにおすすめ
このDIYは、壁面のデッドスペースを活用して収納を増やしたい方におすすめです。
特に、次のようなキッチンで役立ちます。
- 調味料やスパイスが増えて置き場所に困っている
- 調理スペースが狭く、少しでも広く使いたい
- 壁面を収納として有効活用したい
- 賃貸なので壁に穴を開けずに収納を増やしたい
ディアウォールなら柱を突っ張って設置するため、壁を傷付けることなく収納棚を取り付けられます。取り付けや取り外しも比較的簡単なので、賃貸でも取り入れやすいDIYです。
設置場所と完成サイズ
まずは、DIY前のキッチンの様子です。

調味料やスパイスは電子レンジや冷蔵庫の上など、空いている場所に置いていました。そのため、見た目がごちゃつくだけでなく、料理中に必要な調味料を探したり取り出したりする手間もかかっていました。
一方で、シンクと吊戸棚の間の壁面はほとんど使っておらず、収納として活用できそうなスペースが残っていました。

そこで今回は、この壁面を利用して調味料収納棚を設置します。
完成イメージと寸法は下図のとおりです。

メインの棚は幅約820mm、奥行き約105mmにしています。奥行きは2×4材の幅(約89mm)より少し大きくすることで、一般的な調味料が置きやすいサイズにしました。
また、右側には幅約210mmの小さな棚を設け、スパイス類などを収納できるようにしています。
棚の高さは、普段よく使う調味料が手に取りやすい位置になるように調整しました。設置場所によって最適なサイズは異なるため、ご自宅のキッチンに合わせて寸法を決めてみてください。
使用した材料
今回使用した材料はこちらです。
- SPF 2×4材
- パイン材
- ディアウォール ×3セット
- L字棚受け ×6個
- 木ネジ
- ペンキ(白)(PROTECTON インテリアウォール VK-500)
- オイルステイン(ウォルナットカラー)
- 紙ヤスリ

作り方
1.木材をカットする
まずは設置場所の寸法を測り、それに合わせて木材を用意します。
今回はホームセンターで必要なサイズにカットしてもらいました。賃貸では室内で木材を切ると音や木くずが出てしまうため、カットサービスを利用すると作業がスムーズです。
2×4材は、ディアウォールの仕様に合わせて設置場所の高さより約40mm短い長さでカットしています。
ディアウォールの公式では約45mm短くすることが推奨されていますが、実際の使用感やレビューでは40mm程度の方がしっかり突っ張れるという声も多く、今回は40mmで製作しました。
サイズを測る際は、レーザー距離計があると正確に採寸できるので便利です。
2.木材を塗装する
組み立てる前に、木材の表面を240番まで軽くヤスリ掛けしました。
ヤスリを掛けておくことで手触りが滑らかになるだけでなく、塗料の仕上がりもきれいになります。また、キッチンは油汚れやホコリが付きやすいため、表面を整えておくことで普段のお手入れもしやすくなります。
今回は2×4材の塗装に「PROTECTON インテリアウォール VK-500」を使用しました。
このペンキは抗ウイルス・抗菌・消臭機能があり、においも少ないため、キッチンや子ども・ペットがいる家庭でも使いやすい塗料です。
棚板に使用したパイン材は、オイルステイン(ウォルナット)で仕上げています。

塗装後は十分に乾燥させてから組み立てます。可能であればホームセンターの作業スペースなどで塗装しておくと、室内での作業時間を短縮できるのでおすすめです。
3.棚受けを取り付ける
塗装が乾いたら、棚板を取り付ける位置に合わせてL字棚受けをビスで固定します。

今回は3本の2×4材すべてに棚受けを取り付けました。

柱を設置したあとでも作業できますが、先に棚受けを取り付けておく方がビスを打ちやすく、作業もスムーズに進められます。
4.ディアウォールで設置する
3本の柱がしっかり固定されていることを確認し、ぐらつきがないかチェックしましょう。
設置後に棚板を仮置きして、水平になっているか確認しておくと安心です。

5.棚を固定する
最後に棚板を棚受けの上に置き、裏側から木ネジで固定すれば完成です。

棚板を固定することでズレにくくなり、調味料などを安心して置けるようになります。
ビスは棚板の裏側から打つことで、表から見えず仕上がりもすっきりします。
完成!調味料を置いてみた
棚を設置し、調味料を並べてみました。

これまで電子レンジや冷蔵庫の上に置いていた調味料をまとめて収納できるようになり、キッチン全体がすっきりしました。
調理中によく使う調味料を手の届く位置に置けるため、必要なものを探したり移動したりする手間も少なくなっています。
また、棚の奥行きを約105mmとスリムにしたことで、収納力を確保しながらも圧迫感はほとんど感じませんでした。
一方で、一般的な調味料には十分なサイズですが、大きな保存容器や家電などを置く棚には向いていません。よく使う調味料やスパイス専用の収納として使うのがおすすめです。
さらに、柱には2×4材を使用しているため、棚の追加やフックの取り付けなど、後から収納を増やせるのも大きなメリットです。生活スタイルの変化に合わせて自由にカスタマイズできます。
まとめ
今回は、ディアウォールと2×4材を使って、賃貸でも設置できる調味料収納棚をDIYしました。
壁面のデッドスペースを活用することで、収納を増やしながら調理スペースもすっきりと使えるようになります。キッチン収納でお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。
ディアウォールを使えば、今回のような収納棚以外にもさまざまなDIYが楽しめます。使い方や活用例については、こちらの記事でも紹介しているので、あわせてご覧ください。


















