組み立て準備
前編①で加工した木材とカット済みパーツを使って、いよいよ組み立てを開始します。
今回は車で運べるサイズに設計しているため、マンションでは大きな音を出せません。
そのため、作業は音の出せる場所に移動して行いました。

作業に入る前に計画を少し変更しました。
- 当初2分割予定だったスノコ部分 → 3分割
(思ったより重く、車に入らないサイズになったため) - 枕元の壁 → 撤去
(枕の位置がまだ確定しておらず、模様替え時に邪魔になるため。後から取り付け可能)

構造はシンプルで、スノコ状パーツをベッドフレームに載せて組み合わせるだけです。

組み立て前の準備
家にある端材ではスノコ部分に使える木材が足りなかったため、ホームセンターで購入し、必要な長さにカットして用意しました。
長さ1200mmの1×4材を15枚使用します。今回は、12フィートの1×4材を5本使って15枚分にカットしました。

むき出しになる部分はサンダーでざっくり整え、バリや歪みを除去しました。

作業前にフレームを広げて、サイズやスノコの間隔を確認します。

すのこの組み立て
ビスを打つ前に、墨付けした線に沿って木材を並べます。

仮止めしたら、再度位置を微調整。

位置が決まったら、一気にビスを打ち込みます。
フレーム単体だと横からの力に弱くなりますが、スノコと組み合わせると強度が増すので、そこまでガチガチにしなくても大丈夫です。

仮置きしたフレームにスノコをハメて完成サイズを確認。

車への積み込み
完成したパーツは、車(スズキのスイフト)に計算通り積めました。
分割設計にしたおかげで、自家用車でも運べるサイズになり、賃貸での引っ越しにも対応できます。

床の保護とフレームの設置
家に戻り最後の作業です。
フレームと床との設置面にはフェルトを貼って、床を傷つけないようにしました。

移動や掃除の際も床へのダメージを最小限にできます。

フェルトの準備ができたら、フレームを床に置いてサイズや水平を確認しながら位置を微調整。
位置が決まったら、ひたすらビスで固定してフレームを完成させます。

フレームが完成したら、前もって作ってきたスノコを乗せて仕上げ。これでベッドの完成です。

完成とまとめ
完成したベッドは高さも程よく、マットレスと布団を置くと寝心地も向上。
スノコが取り外しできるため、掃除も簡単。
通気性も確保できるので、湿気やカビ対策にも効果的です。

節約しつつ、自分だけのベッドを作ることができました。
今回作業してみて思ったのは、丸ノコやサンダーは便利ですが、扱いには注意が必要だということです。
私は保護メガネと手袋をして作業しましたが、安全対策をしっかりしておくと安心です。
また、フレームやスノコを組むときは、木材の歪みや微妙な間隔が意外と気になります。
最初に仮置きして少しずつ調整しながら進めると、仕上がりが格段にきれいになります。
初心者の方は、ホームセンターの作業スペースでちょっと試しながら作業するのもおすすめです。
↓後日照明を組み合わせました。↓
余りの木材を活用したため、材料費は3,000円ほどでした。