賃貸物件で脱衣所の印象を劇的に変える!クッションフロアの重ね貼り

床を変えてイメージチェンジ

少し前になりますが、脱衣所の床を替えました!
賃貸物件でも簡単に床を替えることができたので、今回はそんな床のDIYについて紹介したいと思います。

使用した床材はクッションフロア

今回は床にクッションフロアという床材を貼っていきます。

クッションフロアとは?

塩化ビニール素材のシート状の床材です。
クッション性があるので防音効果もあり、小さい子どもやペットを飼育している人にも好まれる床材です。
塩化ビニールのため水に強く、今回貼る脱衣所やキッチンといった水回りにもよく使われることが多いです。

床材のなかでも比較的安価!そのうえカッターなどで切ることができるため、たいへん扱いやすい床材です。
コストを抑えることができ扱いやすいので、床のDIYをはじめたいという人には一番はじめにチャレンジする床材としてオススメです!

DIY

床の状態を確認

もとの状態は写真のような感じ。
この床材もクッションフロアです。

賃貸物件では契約終了時に原状回復の義務が発生します。
もともとあるクッションフロアを剥がしてしまうと、退去時に元の状態に戻さないといけません。

原状回復ができるように、今回は元の床を残して上から床材を貼る「重ね貼り」という方法でクッションフロアを貼っていきたいと思います。

重ね貼りする時の注意点

・クッションフロアを重ねた分だけ高さが増すので、扉の開閉に支障がないかなどの注意が必要。
・床暖房がある場合、床暖房対応の床材しか使用できないので注意。
・元の床が柔らかすぎたり、凸凹があると、ずれたり剥がれたりする恐れあり。

用意したクッションフロアはこちら

道具

・型紙用の紙
・ハサミ
・カッター
・地ベラ
・クッションフロア用両面テープ
・ジョイントローラー
・クッションフロア用接着剤

以前トイレにクッションフロアを重ね貼りした際、あらかじめ余分な部分を残しておき床に貼ってから余分な部分をカットして仕上げる方法をとりました。
しかし、これの方法はもともとの床に傷をつけてしまう恐れがあり、作業を進めるのが難しかったため、今回は

クッションフロアを床に貼る時点で正確な形にしておく

方法をとりました。

こうすることで床に貼ってからはカッターを使用しないので、床や壁に傷をつける恐れはありません。
賃貸物件でクッションフロアを重ね貼りする場合は今回の方法をおすすめします。

型紙を作る&クッションフロアを切る

床に貼った時点でピタリと形が合わないといけないので、クッションフロアの型取りが非常に重要!!

正確な床の形にするために型紙を作成しました。
壁などは微妙な歪みなどがある場合のもあるので実際に紙を床に置きながら型紙をとって、
より正確な形にしていきます。

複雑な形は切り貼りして、より正確な形を型どっていきます。

全体を仕上げるとツギハギだらけ。どんなにツギハギになっていても正確に形が取れていればオッケーです。

型紙が完成したら、クッションフロアに形を写して切っていきます。

模様のあるクッションフロアを複数繋げる場合は、クッションフロア同士の継ぎ目部分の模様のが自然になるように調整しましょう!

クッションフロアの表の柄が合うよにしてクッションフロア同士をテープで仮固定します。

型紙を面から当てるとこのような形になります。

きちんと形が取れることを確認したら、型紙通りにカッターで形を切っていきます。

クッションフロアを切る際は実際に床に置いてみて微調整。
形の複雑な部分は少し大きめに形を切ってから、少しずつ調整しました。

形が取れたら、いよいよクッションフロアの重ね貼りです。

両面テープを貼る

まずは床をしっかりと拭き、余計なゴミがないようにします。
床が綺麗になったら、クッションフロアが貼られる面に両面テープを貼っていきます。

今回はクッションフロア用の両面テープを使用しました。
賃貸物件では退去時に原状回復の義務があるので、剥がしやすい専用の両面テープを使用しましょう。

継ぎ目の部分は必ず両面テープが、両方のクッションフロアとかぶるように注意しましょう。

クッションフロアを貼る

両面テープのはく離紙を剥がして、クッションフロアを貼っていきます。

接着する際はヘラを使って片側から空気を抜くように貼り、壁際はローラーでしっかりと圧着します。

模様のあるクッションフロアを2枚貼る場合は、継ぎ目部分の模様が自然になるように気をつけながら貼っていきます。
正確な形にクッションロアを切っていれば、ここでピタリと床に合います。

継ぎ目部分を接合する

クッションフロアの継ぎ目はピタリと貼り合わせていても微妙に隙間があります。

この隙間がある状態だと日常生活の負担で継ぎ目が広がってしまったり、水が入ってカビの原因になってしまったりするため、継ぎ目は接着して隙間を埋める必要があります。

そうならないためにクッションフロア通しの継ぎ目部分はシームシーラー液という接着材を使って貼り合わせていきます。
このシームシーラー液はクッションフロアを一部溶かして接合させるものです。

ジョイントローラーで継ぎ目をしっかりと圧着し、
シームラー液の使用方法に合わせて継ぎ目に埋めていきます。

液を少し出しすぎてしまいましたが、確実に接着することができました。

完成

今回はクッションフロアを事前に切るという方法をとりましたが、隙間などがなく今までのクッションフロア張りの中で一番の出来となりました!

シームラー液を少し多く塗ってしまったため近くで見ると目につきますが、柄がしっかりと合っているのでパッとみたときには気になりません。

友人が遊びに来た時も元から貼られている床だと思っていたので完成度は高い……はず!!

少ない予算で貼ることができるので、是非みなさんも試してみてはいかがでしょうか?