初心者でも失敗しない!2×4材で作る収納棚のDIY方法
先日、新婚の友人から「棚を作ってほしい」と頼まれ、出張DIYしてきました。
この記事では、出張DIYで作った収納棚の設計図・材料・作り方を、初心者でもわかるように丁寧に紹介します。
サイズや用途はまだ決まっておらず
出張して話を聞くと「とにかく棚が欲しいけど、サイズも用途も未定」とのこと…。
そこでまずは、部屋の使い方や家具の配置を一緒に検討。ああでもない、こうでもないと試行錯誤しながら、最終的なレイアウトをお昼過ぎに決定しました。
最終的には、キッチンとリビングの間の壁沿いに収納棚を設置することに。

作業はこの日だけの日帰りDIY。時間が限られていたので、ここからはスピードと正確さが勝負です。
まずは、棚に求める条件を整理して図面を描き起こすところからスタート。
限られた条件の中でも、しっかりと下準備すれば、形は自然と見えてきます。
図面
まずは図面を書き起こします。
…とは言っても製品化するわけではないので、普段はフリーハンドでOK。今回はブログ用に少し丁寧に清書したものを掲載しています。
図面で大事なのは、「自分が見てわかること」。
材料のサイズを書き込むのはもちろん、木材がどれだけ市販の長さから取れるかをメモしておくと、ホームセンターでもスムーズに判断できます。


画像のような形の収納棚を作ることにしました。(フリーハンドのものを見やすくしたものです。)
主な用途は、置き場のない雑誌や本の収納。
あらかじめ収納する冊数がわかっていたので、それに合わせて棚の高さを調整しています。
また、将来的に引っ越す可能性も考えて、同じサイズの棚を2台作る方式にしました。
材料は
メイン材料は2×材(ツーバイ材)。天板だけパイン材を使用しています。
2×材を選んだ理由は、
・強度があること
・コストパフォーマンスが良いこと
の2点。
雑誌や本など重いものをたくさん載せる想定だったので、建築材としても使われる2×材は最適な選択肢でした。ホームセンターでも手に入りやすく、予算内に収めるのにもぴったりです。
作業
ところが、思いのほかレイアウト決定に時間を使ってしまい、時間との戦いに…。
この日を逃すと作業がしばらくできなくなってしまうため、急きょ予定を変更。1人で買い出し~組み立てまでの作業(途中まで)を行うことにしました。
いつものように必要な材料の長さを事前に計算して、ホームセンターでカットを依頼。

作業は騒音を考慮して屋外で開始。まずは棚の側面部分を組み立てます。

夕方になり、日が落ち始める中での作業。焦るとミスの元なので、慎重に進めます。
途中で記録用の写真を撮る余裕がないほど集中していました。

ビスは表から見えないように内側から打っています。やっと側面が完成したときには、すっかり夜に…。
家の中での仕上げ
急いで材料を積み込み、家の中で残りの作業を進めます。

棚板を1段ずつ固定。こちらもビスが目立たないよう丁寧に仕上げていきます。

棚の部分も表にビスがでて目立たないようにして組み立てていきました。
そして…完成!!

…だったのですが、実は天板のパイン材だけ未接着のまま。
最後の接着と仕上げのヤスリがけは、手順を説明してご夫婦に後日お願いすることになりました。
すべて終えたとは言えないけれど、どうにか最低限の役割は果たせたかな…とホッとした1日でした。
その他いろいろDIY中!
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