図面をその場で考える
最近引っ越しをした友人(新婚さん)から棚を作って欲しいという要請を受けたので、出張DIYしてきました!
いざ当日。ある程度作るものが決まっているものと思って行ってみたところ、サイズも用途も決まっていない状態…。
「とにかく何にも決まってないけど、とりあえず棚が欲しい!」とのこと。
とりあえず今後部屋をどのような感じにしていくか、今ある家具の配置などについて考えてることからスタート!
ああでもない、こうでもない。ソファーやテーブルを移動して…最終的な部屋のレイアウトを決めること2時間、決まったのがお昼過ぎ。
最終的にキッチンとリビングの間の壁沿いに収納棚を作ることに決まりました!作業時間が1日と決まっていたので、タイムリミットは確実に減ってしまいましたが、こんな時こそしっかりとした下準備が必要!
条件などを絞りながら、イメージを図面に書き起こすことで具体化していきます!
図面
まずは図面を書き起こします。図面と言っても製品化する訳ではないのでフリーハンドでOK。今回掲載しているものはブログ用に少し正確に画像にしていますが、普段はフリーハンド。
大事なのは自分がいつ見てもわかること!
作るのに必要な材料のサイズを書き込むことはもちろん、木材などは規格サイズが決まっていたりするので
「必要な材料が市販の規格の長さからどれだけの数取れるか」
をメモしておくと売り場で悩むことなくスムーズに作業を進めることができるので良いです!そこらへんの要点を抑えてわかりやすく書くことが大事!
画像のような形の収納棚を作ることにします。
主な用途は置き場のない雑誌や本を収納すること。
収納する雑誌や本の量があらかじめわかっていたので、その量に合わせて棚の高さを変えています。
今後引っ越す可能性も考慮に入れたいと言うことだったので大きな棚を1つ作るのではなく、同じサイズの収納棚2つ置くことにしました。
材料のメインは2x材。天板だけパイン材にすることにしています。
メインの材料に2x材を選んだ理由としては
・強度があること
・コスパが良いこと
の2つ。上記したように雑誌や本など重さのあるものがたくさん収納されることを想定しているので、建築材の2x材は強度があり最適な材料でした。
予算も決まっていたため、比較的安価でほとんどホームセンターでも扱っていて入手が容易だという点も理由の一つ。
作業
思いのほか最初の段階でつまずいてしまったため、時間との戦いになりました。
この日を逃すとしばらく作業を中断しないといけなくなるので、急遽予定を変更して1人で買い出し&組み立て作業(途中まで)をすることにしました。
いつものようにあらかじめ長さを計算して、ホームセンターへ。
カットはホームセンターでしてもらいます。
作業は音が出るので、外で行います。組み立てるのは収納棚の側面の部分。残りは部屋の中で作業をします。
材料の買い出しが終わり、作業を始めるころには日が落ちかけていました。
焦ってもミスに繋がるので、慎重に…。
作業に集中していたため、記録写真はほとんど残せず。
ビスは表に出て目立たないように内側から打っています。
やっと側面が完成した時には完全に日が沈んでいました。
そこから荷物を積み込み急いで移動!
家の中で最後の組み立て作業です。棚の部分を固定していきます。
棚の部分も表にビスがでて目立たないようにして組み立てていきました。
完成!!
のはずだったのですが、実は天板のパイン材だけ未接着…。
接着と仕上げのヤスリ掛けは、手順を教えて後日2人に任せることになりました。
中途半端な状態ではありましたが、どうにか最低限の仕事はできた…かな?
その他いろいろDIY中!
2x材を使った他の収納家具、アイデアについて公開中です。
興味がある方は覗いてもらえると嬉しいです!