【初心者登山】紅葉始まりの秋田駒ヶ岳に行ってきました

記憶にある登山経験は、高尾山、蔵王山、韓国の山(名前忘れた)くらい。

もっと色々行ってみたいという話を友人にしたのがつい先日。
のんびりしてると冬になってしまうので、早速行動に移しました。

行き先決定

台風が近づいているということもあり当日の天候を見て判断することにしていました。経験が浅いので天候状況は特に慎重に・・・。
当日は天候はやや曇っているものの各ヶ所とも問題なさそう。南から台風が接近しているので、候補の中で最も北の秋田駒ヶ岳に行くことに決めました。

駒ヶ岳と調べるといろいろな地方の駒ヶ岳がでてきます。調べてみると○○駒ヶ岳と呼ばれる山は日本に20ヶ所もあるんですね。
そんな中、今回行くのは秋田と岩手に跨る駒ヶ岳です。

秋田駒ヶ岳

標高1637m

男女岳(おなめだけ)、男岳(おだけ)、女岳(めだけ)の総称です。十和田八幡平国立公園の南側に位置し、秋田と岩手に跨っています。

出発

6:15に仙台を出て高速で向かいます。
高速を使って約3時間。

途中、前沢サービスエリアひと休憩。
朝のうちにしっかり食べておこうということで、前沢牛すきやき丼を食べました。

3時間の車移動はそこそこ長いですが、友人と喋りながらだとあっという間です。
途中コンビニなどに寄りながら、バス停留所のあるアスパこまくさに到着。

スタート地点の駒ヶ岳八合目は6月〜10月の間マイカー等の乗り入れが規制されます。
その場合は駒ヶ岳八合目までバスでの移動になります。

詳細はこちらのサイトをご覧ください

秋田駒ヶ岳マイカー等規制

駒ヶ岳線バス料金と時刻表

バスの出発までに着替えや登山計画書の記入等を済ませ、いざ出発。

アスパこまくさから秋田駒ヶ岳八合目までのバス料金は片道620円。細い道をバスがスイスイ進んで行くのは新鮮。


揺られること30分、八合目に到着〜。こちらが秋田駒ヶ岳八合目。

登山開始

進行は友人に任せました。

スタート→阿弥陀池→男女岳→男岳→横岳→ゴール

というようなルート。ぐるっと一周します。

スタートは11:06

仙台から秋田まで始終曇っていましたが日が差して空が見えてきました。
北に向かった判断は正しかった!風もほとんどなく気温も適度で気持ち良い。

少し登ると南に田沢湖が見えてきました。
友人が考案した「山のポーズ」で記念に一枚。まあダサい・・・。
でもダサいの好きなので、このあと何枚も山のポーズで写真をとりました。

少し降りながら阿弥陀池に向かいます。木道に変わり雰囲気もまた変わってきます。

ちょうど12:00くらい阿弥陀池に到着。お昼時なので賑わっていました。

結構紅葉も進んでいます。

ここらで昼休憩〜朝に牛丼をチャージしてきたので、軽くエネルギーを補給。

まったりしたあとは活動開始、男女岳に登ります。
距離は短いものの結構急な坂。膝くらいまで腿上げを繰り返していくような感じで登り切ります。

山頂に到着!
登山は達成感、達成感とよく耳にしますが、やっぱりみんな言ってることは正しかった・・・。
男女岳の標高は1637m。秋田駒ヶ岳で一番高い山。そして秋田で一番高い山。

秋田県で一番高い場所にいます!

雲を見下ろすのは好きです。昼を過ぎて雲が増えてきました。

次は女岳。舗装されていた男女岳と違い岩が多い道です。


男岳を登る途中、小岳が見えてきました。
ラピュタにでてくる巨神兵が大砲を受けた際の陥没部のようです。

男岳山頂に到着〜標高は1623m。
風が冷たくなってきました。こちらもまた景色が良い。

田沢湖が一望できます。やや靄がかっていましたが綺麗に見れました。

秋田駒ヶ岳は高山植物の豊富。ところどころで見かける植物が景色の良いアクセントになっていました。
春にきたらもっといろいろな植物が見られたのかな。

紅葉始まりということもあって、緑と赤のコントラストがきれい。

ポイントポイントで「気持ちいい〜」を連呼。
肉体的には疲労していきますが、精神的には疲労が回復していくようです。

今回最後のポイント横岳に到着。団体さんがいたので邪魔にならないよう、さらっと見て帰路へ。


また景色が変わりました。

草木ボーボーの道を抜けて到着。

到着時刻は15:03。

今回の合計時間は 3時間57分

天気が心配でしたが最後までおだやかな気候でした。

登山のあとはもちろん温泉。

車で5分ほどの距離にある水沢温泉で汗を流すことに。
硫黄泉の温泉は久しぶり。露天風呂も広くて快適でした。

水沢温泉

入場時間:9:00~21:00
入場料金:大人600円 小人300円(幼児無料)

温泉の後のお決まりです。
心も体も洗われて満足。

まとめ

秋田駒ヶ岳は私のような初心者に特におすすめのように感じました。

標高もそこまで高くないのでスイスイ進めます。
高山植物が豊富で少し進むだけで景色ががらりと変わり飽きがこないです。被写体豊富なので写真を撮りたいと言う人にもおすすめです。

今回は日替わり弾丸でしたが、田沢湖や乳頭温泉といった見所が近くにたくさんあるのも魅力。宿泊してゆっくりいろいろ見て周りるのもいいと思います。