建売住宅の収納不足を解決!廊下の物置スペースに可動棚をDIYで設置

2階は引っ越してから物置状態になっていましたが、そろそろ少しずつ片付けていくことにしました。まずは収納スペースを確保すべく、2階廊下の物置スペースに可動棚を設置して収納力をアップさせました。

今回は、棚柱を使った可動棚の取り付け方法や、設置する際に気を付けたポイントを紹介します。

今回棚を設置した収納スペース

今回棚を設置するのは、2階の廊下にある収納スペースです。

この場所は縦に長い形状になっています。
下には階段が通っているため、収納部分の底は床から約50cmほど高い位置にあります。

下側のスペースはある程度使えていましたが、上側には空間が余っていてデッドスペースになっていました。

この空いている上部の空間を活用するため、壁に棚柱を取り付け、棚の高さを自由に変更できる可動棚を設置することにしました。

棚の奥行きを決めた理由

今回設置する棚は、収納スペースの奥行きをすべて使うのではなく、半分程度の奥行きにしました。

奥行きをいっぱいまで使えば収納量は増えますが、棚の奥に置いたものが取り出しにくくなってしまいます。

特に上段の棚は手が届きにくくなるため、収納量よりも使いやすさを優先しました。

普段使わないものを奥に押し込む収納ではなく、収納ボックスなどを置いて中身を確認しやすい棚にするため、このサイズに決めました。

材料と道具

今回の可動棚DIYで使用した材料と道具を紹介します。

材料

今回使用した主な材料は以下の2つです。

  • ステンレス棚柱セット 900mm
  • シナランバー

棚柱は、棚柱・棚受け(3段分)・取り付け用のビスがセットになった商品を購入しました。
棚柱と棚受けは規格を合わせる必要がありますが、セット品なら組み合わせを間違える心配がありません。
これから可動棚をDIYしたいけれど、どの部品を選べばいいかわからないという方にも使いやすい商品だと思います。

道具

今回使用した道具は以下のものです。

  • インパクトドライバー
  • スケール
  • 下地センサー
  • マグネット付き下地探し
  • 水平器(レベル)
  • マスキングテープ
  • ノコギリなど棚板をカットできる道具
  • サンダー(仕上げ用)

棚の位置を決める際は、レーザースケールがあると寸法確認がしやすく便利です。

棚板のカットは、自分で加工する方法以外にもホームセンターでカットしてもらう方法がおすすめです。
事前にサイズを決めてカットしてもらえば、作業時間の短縮になるだけでなく、木くずなどのゴミも減らせます。

今回は仕上げにサンダーを使用しましたが、紙ヤスリでも十分対応できます。棚板の表面を整えたり、角のバリを取ったりする程度であれば手作業でも問題ありません。

棚柱を取り付けるために壁の下地を確認する

棚柱を取り付ける前に、まず壁の構造を確認します。

今回の壁は石膏ボードでした。

石膏ボードはそのままでは強度がないため、棚柱を取り付ける場合は、壁の裏側にある柱(間柱)や胴縁などの下地にビスを固定することが重要です。

下地を確認せずに石膏ボードだけにビスを打ち込むと、棚の荷重に耐えられず、最悪の場合は棚が落下する可能性があります。

石膏ボード用のアンカーを使って固定する方法もありますが、今回は壁への穴を最小限にすることと、しっかり固定できる安心感を考えて、下地に直接ビスを打ち込む方法にしました。

1.柱を探す

壁の裏側にある柱を探すために使用したのが、下地センサーマグネット付き下地探しです。

下地センサーは、壁の裏側にある柱などの位置を確認するための道具です。

針式のマグネット付き下地探しは、実際に針を壁に刺して下地の有無を確認できる道具です。石膏ボードだけの場所では針が軽く入りますが、木材がある場所では途中で硬くなり、手応えで柱の位置を確認できます。

また、マグネット部分を使うことで、石膏ボードを固定しているビスの位置も確認できます。

まず下地センサーでおおよその位置を確認し、その後マグネット付き下地探しで柱の位置を特定しました。
レーザーで位置を合わせながら確認した結果、下の図の位置に柱があることが分かりました。

マグネットでビスの位置を特定する

柱の位置が分かったら、次に壁を固定しているビスの位置を確認します。

石膏ボードは壁の裏側の柱にビスで固定されています。

今回取り付ける棚柱も同じようにビスで固定しますが、石膏ボードを固定している既存のビスと位置が重なると、うまくビスを打ち込めない場合があります。

そのため、事前にマグネットを使って壁の中にあるビスの位置を確認しました。

見つけた位置にはマスキングテープで印をつけておくと、棚柱を取り付ける際に分かりやすくなります。

可動棚を取り付ける

下地の位置を確認できたので、いよいよ可動棚を取り付けていきます。

今回の作業では、棚柱の取り付け、棚板の加工、棚板の設置の順番で進めました。

1.棚柱をビスで固定する

まずは棚柱を壁に固定していきます。

棚柱を取り付ける位置がずれると、左右の棚の高さが合わず、棚板が水平にならなくなってしまいます。

そのため、取り付け位置を慎重に確認しながら作業しました。

棚柱はマスキングテープで仮固定して位置を確認してから、ビスで固定していきます。

基本的には棚柱セットに付属していたビスを使用しました。

ただし、場所によっては下地の木材が硬く、ビスが入りにくい箇所があったため、一部は手持ちの短いビスに変更しました。

2.棚板をカットする

棚板には、以前のDIYで余っていたシナランバーを使用しました。厚みは15mmです。

薄すぎる板を使用すると荷物を載せた際にたわむ可能性があるため、棚に置く物の重さに合わせて板の厚みを選ぶ必要があります。

今回設置する場所の幅は780mmでした。
棚柱2本分の厚みが合計10mmあるため、

780mm-10mm=770mm となります。

ただし、棚板をぴったりのサイズで作ると設置時に入らなくなる可能性があるため、

さらに余裕を持たせて、実際の棚板サイズは768mmでカットしました。

カット後はサンダーで表面を磨き、角のバリを取って仕上げました。

3.棚板を設置して収納する

加工した棚板を棚受けに設置していきます。
サイズを少し調整したことで、無理なくぴったりと取り付けることができました。

最後に水平器を使って棚が水平になっているか確認して完成です。

収納ボックスなどを使って整理すると、今まで使えていなかった上部の空間も有効活用でき、収納力を大きく増やすことができました。

まとめ

今回は、2階廊下にある物置スペースに可動棚をDIYで取り付けました。

もともとは上部に余った空間があり、収納スペースとして十分に活用できていませんでしたが、棚を追加したことで収納力を大きくアップさせることができました。

可動棚にしたことで、収納する物に合わせて棚の高さを変更できるため、今後収納する物が変わっても柔軟に対応できます。

今回の作業は、棚柱を取り付けるための下地の位置を確認するところが少し手間でしたが、柱の位置さえ正しく把握できれば、取り付け作業自体は難しくありませんでした。
普段は扉を閉めている収納スペースということもあり、棚板の仕上げや材料選びもある程度ラフにできたため、短時間で満足度の高いDIYになりました。

今回の収納スペース以外にも可動棚を使ったDIYを行っています。
収納する場所や使い方に合わせて棚のサイズや高さを調整できるので、収納改善を考えている方はこちらの記事も参考にしてみてください。

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今回のDIYだけでもかなり荷物を片付けることができました。
この調子で、少しずつ2階の収納スペースも使いやすく改善していきたいと思います。