DIYで一番使用する素材が木材。そして木材を使っていて、意外と悩むのが「最後の仕上げ」です。
ニスやオイル、ペンキなど、私もいろいろ試してきました。
その中で、最終的に落ち着いたのが「蜜蝋ワックス」です。
今回は、DIY家具の仕上げで試行錯誤した話と、現在使っている蜜蝋ワックスについてまとめてみます。
仕上げでの失敗談
DIYを始めた頃は、見た目重視でオイルステインやブライワックス仕上げを使っていました。
木材がヴィンテージっぽい雰囲気になり、最初はかなり理想の見た目でした。
ただ、オイルステインには撥水性がなく、ブライワックスも熱や水に弱いため、ダイニングテーブルとの相性はあまり良くありませんでした。
今まで耐水性というものを考慮してこなかったので、改めて仕上げについて考えるきっかけとなりました。
蜜蝋ワックスに行きついた理由
いろいろ調べる中で使うようになったのが、蜜蝋ワックスでした。
木の素材感を生かしながら、ある程度の耐水性も持たせられる仕上げを探していて、最終的に行きついたのが蜜蝋ワックスです。
もともとは木製家具や無垢フローリングなどに使われるワックスですが、DIY家具との相性も良さそうだったので取り入れてみることにしました。
完全防水のウレタン塗装とは方向性が違いますが、木の風合いや自然な手触りを残しながら、ニスほど強い光沢を出さず自然な雰囲気に仕上げられるところが、自分のDIYにはかなり合っていました。
蜜蝋ワックスとは?こんな家具が好きな人おすすめ
蜜蝋ワックスは、蜜蝋と植物油をベースにした天然素材を原料として作られているワックスです。
木製家具やフローリングなど日常的に触れるものにも使いやすいのが特徴です。
また、木の質感を残したまま自然なツヤ感に仕上がり、使い込むことで少しずつ表情が変化していくため、木の風合いや経年変化を楽しめるのも魅力です。
メンテナンスも比較的シンプルで、表面が少しカサついてきたタイミングで薄く塗り直す程度なので、そこまで大掛かりにはなりません。
ざっくりと私は、
- 木の質感を生かしたい
- 表面はテカテカしすぎず、自然な質感に仕上げたい
- 普段使いできる程度の耐水性は欲しい
という方向で家具を作ることが多いです。
蜜蝋ワックスは、こういった「木の素材感を残した家具」とかなり相性が良いと感じています。
実際に仕上げたDIY家具も紹介しているので、似たような雰囲気が好きな方には特におすすめです。
現在使っている蜜蝋ワックス

現在使っているのは「未晒し蜜ロウワックス Cタイプ」です。
材料は蜜ロウとエゴマ油のみで作られていて、シンプルな原料なのも気に入っているポイントです。
木の内部にエゴマ油が浸透することで木目が深くなり、使い込むほど表情が変化していきます。
私の場合は、ダイニングテーブルをはじめ、DIY家具の仕上げに長年使用しています。
特にダイニングテーブルは10年以上使っていますが、水滴による大きな変色や劣化もなく、現在も問題なく使用できています。
もちろん多少の傷や使用感は出ますが、それも含めて木の変化として馴染んでいく感じがあります。
Aタイプという種類もある
未晒し蜜ロウワックスには、現在使っている「Cタイプ」のほかに、「Aタイプ」という種類もあります。
Cタイプは、ヒノキ・杉・パインなど、一般的な無垢材に幅広く使いやすいタイプです。
Aタイプは少し硬めで、油を吸い込みやすい桐材やコルク、ベニア、無塗装合板などに向いているとのこと。
ちなみに、ほかにもBタイプという種類があるようですが、現在はあまり流通していないようでした。
蜜蝋ワックス仕上げで使っているDIY家具
実際に蜜蝋ワックスで仕上げているDIY家具をいくつか紹介します。
本来は無塗装木部に使用するワックスですが、私の場合はオイルステインの上から使用しているものもあります。
あくまで自己判断にはなりますが、現在のところ特に問題なく使えており、木の風合いを残しながら自然な仕上がりになるので気に入っています。
引き出し付きキッチン収納

インダストリアル風サイドテーブル

ハンガーラック型の多機能収納棚

高さを変えられる可動棚

洗面台横のすき間収納ラック

まとめ
DIY家具の仕上げは種類が多く、最初はかなり迷いました。
実際にいろいろ試してみましたが、現在は木の質感や扱いやすさのバランスから、蜜蝋ワックスを使うことが増えています。
特に、
- 木の素材感を残したい
- テカテカしすぎない自然な仕上がりにしたい
- ある程度の耐水性も欲しい
- 子どもが触れる家具に使いたい
というDIYとはかなり相性が良いと感じています。
メンテナンスも、表面が少しカサついてきたタイミングで薄く塗り直す程度なので、そこまで大掛かりではありません。
ダイニングテーブルのように毎日使う家具でも、10年以上問題なく使えているので、個人的にはかなり満足しています。
DIY家具の仕上げで迷っている方の参考になれば嬉しいです。




















