プラントハンガー+籠
置き場所を考えたのですがキッチンにある食器棚にはスペースがなく、小物入れのために新たに棚を作るのも難しい
こうなったら
吊るしかない!
床に物を置かないとスッキリとして見えるし殺風景な天井付近の空間も埋まるので一石二鳥!
籠としての機能することが一番大事なので安定して吊り下げられそうなプラントハンガーを代用して吊り下げ籠を作ることに。
早速いろいろな動画を参考にしながら形を考えていきました。
その複雑な形から初めは高度な技術が必要なのではないかと思っていたのですが、
基本はいくつかの編み方を組み合わせて作るだけ。
もちろん複雑な編み方や組み方もたくさん存在していますが思ったよりシンプルでした。これならできそう。
材料を調達。
セリアでちょうどいいロープがあったので購入しました。
6m×4本
400円+税
長さも程よく弾力もあり使いやすそう。
計画
今回は実験ということもありシンプルに1つの編み方だけを応用して作ってみました。
いろいろなプラントハンガーの作り方みていると、そのほとんどがマクラメ編みという技法で作られていました。
マクラメ編みとは南米の伝統技法で手で結んでいろいろな装飾を施すの技法のことです。
今回そのなかでも基本中の基本の「平編み」を使ってみました。
平編みの結び方
①束ねた紐を図のように芯になる紐(黄)を真ん中に置いて両サイドに一本ずつ紐を配置します。
黄は図では3本ですが何本でも構いません。青を黄の上に通しその上から赤を回り込むように重ねます。
②黄の下に赤を通して、青でできた輪の間を通します。
③図のように青と赤が交差するように左右に出てきます。
④青と赤を引っ張りって1つの目が完成します。
2つ目はこれを左右対称にして行ます。
これを繰り返して目を増やしていきます。
この「平編み」を使って下図のようなプラントハンガーを作ります。
紐が束になる部分を平編みにして、籠を受ける部分はシンプルに玉結びだけで作ってみます。
作業
4本を束ねて、真ん中から半分に折ります。ごちゃごちゃするのでマスキングテープで止めました。
ここが一番上の部分になります。まとめて結んで引っ掛ける部分をつくります。
編む時に安定するのでテープで固定します。ここから平編みをしていきます。
好きな長さになるように目を作っていきます。20cmの長さで止めました。
あんまり綺麗にできてないけど初めてなのでよしとしよう。
ここで二股に分けました。デザインなので分けたことに意味はありません。
こちらも好きな長さまで平編みしていきます。こちらは10cm。
二股の平編みが完成しました。ここからは籠を引っ掛ける部分を作って行きます。
まずは2本で1ペアにして玉結びします。
同じ長さに8本4ペアにします。15cm
先ほど結んだペアではなく隣り合う紐をペアにして結んでいきます。
わかりやすく見えるように写真では机の上で作業していますが、実際に吊り下げて結んでいったほうが作業しやすいです。
このようなか感じにこちらも同じ長さに整えていきます。こちらは12cmくらいにしています。
その次も違う束の隣う紐をペアにして4段分の束を作り、最後にまとめて結びます。
残りの2つも12cmにしました。
最後に余った部分を切って整えてプラントハンガーのできあがりです。
完成
天井から吊り下げて籠を中にいれて調整したら完成。
まとめ
取りやすい位置に高さを調節できるので便利です。
ごちゃごちゃとものを入れていても高さがあると中身が見えないので、すっきりとした印象になるのでいい感じです。
今回マクラメ編みは一種類だけしか使いませんでしたが、次回は他の編み方も使って少し複雑な形にチャレンジしてみたいと思います。