マットレス直置きからベッド生活へ
10年以上「すのこ+マットレス直置き」で過ごしてきましたが、今回から心機一転。
2×4(ツーバイフォー)材を使って、低予算でベッドを自作することにしました。
理由はいくつかあります。
- クローゼット横に置いているマットレス両サイドに微妙なすき間があり、活用したい
- 直置き生活に飽きてきた
- 通気性を確保して湿気対策をしたい

そこで、余っていた木材を活用しながら「すのこベッドDIY」に挑戦することにしました。
設計のポイント
今回作るのは 高さを抑えたローベッド。
部屋を広く見せられるだけでなく、湿気対策にも効果があります。
さらに、こんな工夫をしました。
- マットレスより少し大きめに設計し、布団が床につかないようにする
- リモコンや小物を置けるスペースを確保
- 引っ越しや模様替えを考えて、組み立てやすく持ち運びやすい構造
材料は定番の 2×4材と1×4材 を中心に使用。
できるだけ外で加工を済ませ、家の中では静かに組み立てられるよう計画しました。

木材の準備
ちょうど前の家で使っていたディアウォール用の柱が余っていたので、再利用することにしました。
前の家で使っていた木材。まだ十分使えそうです。

思ったほど長さのある木材は残っていませんでしたが、必要な分はなんとか確保。
不足分は後日ホームセンターで購入する予定です。
DIYの魅力は「低コストで工夫できる」ところ。
新品を買いそろえなくても、余り材を再利用すればゴミを減らせてお財布にもやさしいのが嬉しいポイントです。

カットと加工
木材を必要寸法に合わせてカットしていきます。
必要寸法に合わせて墨付け。正確さのカギです。

学生時代に手に入れた丸ノコ。今も現役です。

カット完了。多少の誤差はあっても許容範囲。

切断した材を並べて確認。ここから仕上げに入ります。

サンダーで削って、バリや歪みを整えます。

工具を使うときは安全対策も大事です。丸ノコは木くずが飛ぶので保護メガネを、サンダーは振動があるので手袋をして作業すると安心です。DIY初心者は、ホームセンターの工作スペースを利用するのもおすすめです。
切断面以外も全体的に表面を滑らかにして、手触りをよくしました。

カットと下処理が完了しました。

一旦ここまで
これで、前の家から持ち越していた木材をある程度消費できました。
ただ、1×4材はちょうどいい長さがなかったため、後日購入することにしました。
次回の【②組み立て編】では、フレームを組んでスノコを取り付け、いよいよ完成形に近づけていきます。
低予算でもしっかりしたベッドが作れる工程を、写真付きで詳しく紹介しますのでお楽しみに。