賃貸DIY!トイレの床をクッションフロア重ね貼り

トイレの雰囲気をかえるべく、DIY中!壁紙を上から重ね貼りしました。
前回に続いて、今回はトイレの床を変えてみたので紹介したいと思います。

賃貸物件での床のDIY

 

床のDIYと聞くとどうしても大がかりなイメージを持ってしまうかもしれませんが、素材や貼り方次第では簡単に作業することができます。

今回紹介するクッションフロアの重ね貼りは初心者でも簡単にできる方法です。

重ね貼りとは床を外して張替えるのではなく、本来の床を生かしたまま上から別の床材を重ねていく方法です。この方法であれば、本来の床を残しておけるので退去の際にも簡単に原状回復することができます。

クッションフロアとは?

 

塩化ビニール素材で作られたシート状の床材です。

クッション性があり、防音性があるので、小さい子どもやペットを飼育している人にも好まれる床材です。また水に強く水回りで使用されることも多いです。

ハサミで簡単に切ることができ扱い易く、フローリングなどの床材に比べ比較的安価なため多くの場所で使用されています。

クッションフロアを重ね貼りする上での注意

・クッションフロアを重ねた分だけ高さが増すので、扉の開閉に支障がないかなどの注意が必要。

・床暖房がある場合、床暖房対応の床材しか使用できないので注意。

・元の床が柔らか過ぎたり、凸凹していたりすると、ずれたり剥がれたりする恐れあり。

作業

今回重ね貼りするのはトイレ。
元々の床は固めのクッションフロアです。上から重ね貼りしても問題はない硬さでした。
便器とパイプがあるため、普通の床より難易度は高めです。

作業時間

3時間

道具

・型紙用の紙
・ハサミ
・カッター
・地ベラ
・クッションフロア用両面テープ
・ジョイントローラー

今回は使用しませんでしたが、クッションフロア用のカッターがあると便利です。

まずは床の形が複雑なので、型紙を作ります。型紙作りは必須です。

雑に作業してしまうと後々後悔していまうことになるので、丁寧かつ正確に!

一枚の紙で仕上げるのではなく、複数枚を貼り合わせると作りやすいです。

曲線部分は少しずつ形を合わせて、余分な部分を切り落としていくとキレイに仕上がります。

型紙を貼り合わせて一枚にしたら実際に床に置いて、床にピタリと合うまで調整します。

クッションフロアの裏面に鉛筆で型紙を転写して切っていきますが、
必ず表の模様や柄がどのようになるかを確認するようにします。

型紙の転写が終わったら、そのサイズより周りを5cmほど余分に残し切っていきます。(余分は部分は床に置いたあと切ります。)

床をキレイに掃除して、ゴミを取り除いたら両面テープを貼っていきます。

曲線になっている部分は細かく切ったテープを這わせていきます。

両面テープを剥がして貼り付けます!

ビタッ!!

便器の付け根の曲線部分がキレイにハマりました。気持ちいいです。

あとは仕上げ。

地ベラを定規のように使い。余分な部分を切っていきます。

全て切ったらジョイントローラーや手で圧力をかけて、クッションフロアを地面に接着します。

完成

今回クッションフロアであらかじめ余分な部分を残しておき、最後に余分な部分を切って仕上げる方法をとりました。
しかしトイレが狭い!とにかく狭い。自由が効かないのでカッターの刃を思うように入れられず、仕上げに時間がかかってしましたのでクッションフロア用のカッターを購入する等の改善が必要だと感じました。

型紙はできる限り正確に作ったので、床においてみた時ピタリとハマって気持ちがよかったです。後から修正する部分もほとんどなく作業効率を高めることもできました。

複雑な形の床DIYは「型紙作りが命」です!

トイレの壁紙と床を重ね貼りしたので、トイレはあと少しで完成です。