ガス管とタイル天板で作る!インダストリアル風サイドチェストDIY

ガス管とタイルで作る、ちょっと特別なサイドチェスト

年末のわずかな休みを利用して、ずっと温めていたDIYに挑戦しました。

今回のテーマはベッドサイドにぴったり収まるサイドチェスト。

日々の生活で便利に使えるだけでなく、部屋の雰囲気をぐっとおしゃれに変えてくれる家具を作りたくて、材料選びからこだわって計画しました。
DIY初心者でもチャレンジしやすく、材料や工具の使い方を丁寧に紹介しているので、「チェストを自作してみたい」と思っている方はぜひ参考にしてみてください。

今回作るチェストの仕様とデザイン

今回のサイドチェストは、ベッドサイドや椅子横に置ける高さ 約600mm のコンパクトサイズです。

天板にはタイルを貼り、背板にはワイヤーネットを採用。配線や小物をスッキリ収納でき、使い勝手も考慮したデザインです。
脚には丈夫なガス管を使い、インダストリアル風のスタイリッシュな雰囲気に仕上げました。

金属のガス配管は強度が高く、パーツも豊富で可変性があるため、インダストリアル家具によく使われます。

実際にガスを通す目的でなければ、特別な技術や道具なしで簡単に組み合わせられるので、DIY初心者でもチャレンジしやすい素材です。

必要な材料と道具

材料

DIYサイドチェスト作りに必要な材料は以下の通りです。寸法や規格も明記しているので、購入時に参考にしてください。

木材

SPF 1×6材
600mm × 4本
300mm × 4本
358mm × 2本
278mm × 2本

角材
20×30mm 278mm × 2本
10×15mm  600mm × 2本

ガス管パーツ

ガス管を脚として使用するためのパーツです。DIY初心者でも簡単に組み立てられるので安心です。

15 1/2 ニップル
100mmx4
200mmx5
300mmx1

15 1/2 エルボ(90度曲げ用)x4

15 1/2 チーズ(T字分岐用)x2

15 1/2 ソケットx4

20×15 1/2 径違いソケット(3/4×1/2、脚の地面接触部分用)x1

サドルバンドx6

ガス管パーツはホームセンターでも手に入りますが、種類が少ないことも多いです。
今回使ったようなパーツは モノタロウで探すと種類が多くて見つけやすいのでおすすめ です。

ガス管は径が同じもの同士でしか組み合わせられません。購入時は「呼び径A」と「呼び径B」を確認して同じ規格のものを揃えましょう。

道具

  • インパクトドライバー
  • 木工用ボンド
  • ペンチ(ワイヤーネット加工用)
  • クシ目コテ(タイル接着剤ならし用)
  • ゴムベラ(目地入れ用)
  • バケツ(水や混ぜ用)
  • ウエス(塗装・拭き取り用)
  • オスモカラーワックス(塗装用)
  • 未晒し蜜ロウワックス Cタイプ(仕上げ用)
  • 紙ヤスリ(仕上げ用)

チェスト本体の作り方

まずはチェストの 本体部分 を作ります。
木材はあらかじめ寸法を測り、ホームセンターでカットしておくと作業がスムーズです。

基本的な組み立ては、板を 木工用ボンドとビスで止めて箱状にするだけ で、特別な技術は必要ありません。

今回のポイントは背板を ワイヤーネット にしているところです。配線や小物を通すための工夫で、収納力と使い勝手がアップします。

まず、ワイヤーネットの余分な部分をペンチでカットします。
今回は 600mm×252mm の背面にワイヤーネットをはめるため、差し込む余裕を持たせて 610mm×262mm の大きさにカットしました。

次に、木材にワイヤーの間隔に合わせて穴をあけます。ネットを実際に置きながら位置を決めると、失敗が少なくなります。

穴の大きさはワイヤーより少し大きめに、深さは約5mmにすると差し込みやすくなります。
穴が開いたら、ワイヤーがきちんとハマるか確認します。必要に応じて穴の深さを微調整したり、ワイヤーを少し曲げて調節してください。

四方に穴を開けたら、ワイヤーネットをはめて 木工用ボンドとビスで固定 し、チェスト本体を組み立てます。

必要に応じて表面を紙ヤスリで整えて本体部分は完成です。

以前同じ方法を使ったDIYを紹介しているので、詳細はこちらに書いてあります。

100均ワイヤーネットで作る吊り棚DIY|植物を吊るして飾れるラックの作り方

ガス管で脚を作る

チェストに個性的なアクセントと安定感を与えるのが ガス管の脚 です。
組み立ては特別な技術や道具がなくても簡単に行えます。

材料で準備したガス管パーツを順番に差し込み、脚を組み立てます。
各接続部はしっかり差し込むだけで固定されますが、角度や高さを調整して四本の脚が揃うようにします。

脚が完成したら、チェスト本体に乗せて安定性を確認します。
この作業でチェストの骨格が完成し、インダストリアル風の雰囲気が一気に出ます。

チェストの塗装

チェストの塗装にはオスモカラーを使用しました。
植物油と植物性ワックスから作られており、木の呼吸を妨げず、自然な風合いを残せるのが特徴です。
部屋の家具に合わせて ウォルナットカラー を選び、統一感のある仕上がりにしました。

塗り方のポイントは以下の通りです。

  • 木目を隠さないように薄く塗る
  • ウエスで塗料を木の表面に引き延ばすように塗装する

塗装が終わったら、天板のタイル枠部分を木工用ボンドで接着します。
クランプがない場合は、マスキングテープと重しで固定しておくと安定します。

チェスト本体と脚の組み合わせ

塗装が乾いたらチェスト本体と組み立てたガス管の脚を組み合わせます。
脚の位置を確認してサドルバンドをビスで固定し、しっかりと安定させます。

これでチェストの基本的な骨格が完成です。
組み合わせるだけで、全体の印象がぐっと引き締まり、インダストリアルな雰囲気が際立ちます。

天板のタイル貼り

いよいよ天板にタイルを貼ります。
タイル貼りはチェストの印象を大きく変えるポイントなので、丁寧に作業しましょう。

タイル関連の記事はこちらもご覧ください

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接着剤を準備する

タイル用接着剤をバケツに入れ、指示の通り水で混ぜます。
少しずつ調整しながら混ぜると扱いやすいです。

接着剤を塗る

天板に均一に塗り、隙間がないように満遍なく広げます。クシ目コテで表面をならします。

タイルを貼る

タイルシートを置いて、サイズがぴったり合うか確認して、ずれがないように軽く押し付けて固定します。

1日ほど放置して接着剤をしっかり乾かします。

タイルシートを剥がす

タイルが固まったら、シートを水で濡らしてゆっくり剥がします。

目地入れ

水と混ぜて目地を作ります。
ゴムベラで隙間に均等に詰め、指で軽く押し込んで空気が入らないようにします。
さらに1日置いて目地を固めます。

仕上げ

スポンジに水をつけて、タイル表面の余分な目地を丁寧に拭き取ります。
表面を滑らかに仕上げることで完成度が上がります。

仕上げに表面に蜜ロウワックスを塗って完成です。
今回は未晒し蜜ロウワックス Cタイプを使用しました。

蜜ロウワックスについては別の記事で詳細を書いています。気になる方はぜひご覧ください。

【蜜蝋ワックス仕上げのテーブル】2年間使った感想とメンテナンス

今回使ったガス管もいい感じに家具に馴染んでいます。

完成まとめ

こうして作ったサイドチェストは、ベッドサイドや椅子横にぴったり収まる高さ約600mmのコンパクトサイズ。
タイルの天板とガス管脚で、シンプルながらインダストリアル風のおしゃれなデザインに仕上がりました。

背板をワイヤーネットにしたことで、配線や小物もすっきり収納でき、使い勝手も抜群です。

DIY初心者でも、寸法を測ってカットし、木工用ボンドとビスで本体を組み立て、さらに天板にタイルを貼る作業も取り入れることで完成できます。ポイントを押さえて順番に作業すれば、材料選びや工具の使い方だけでなく、タイル貼りなどのDIYスキルも自然と身につきます。

日々の生活に便利なチェストを、自分の手で作る楽しさをぜひ体験してみてください。