壁に穴なし!賃貸でできるトイレットペーパーホルダーDIY

賃貸物件で壁に取付ける方法

賃貸物件ではほとんどの場合が現状回復しなければいけないので、壁に穴を空けるのは御法度です。
壁に開けた場合は修復費用を払う必要がでてきます。
壁を傷つけずに賃貸物件の壁にものを取付ける際は少し工夫が必要になってきます。
以前ホチキスで取付ける「壁美人」という商品を紹介しましたが、今回は違う取り付け方を紹介したいと思います。

元からあるものを利用して取付ける

元から付いていたトイレットペーパーホルダーがこちらです。

予備のトイレットペーパーを入れておくことができるタイプで機能的。
しかしゴツくてトイレットペーパーが若干取り出しにくいという難点があります。

このトイレットペーパーホルダーは「何かしらの方法」で壁に取り付けられています。

その「何かしらの方法」を見つけて、同じ方法を用いれば壁を傷つけずに取り付けることができます。

ではどのような方法で取り付けていられるかをさっそく確認します。
ビスで三箇所固定されていたので、取り外してみます。

すぐに答えがでてきました。

壁の石膏ボードに打ち込まれたアンカーを発見!!

これを使って元のトイレットペーパーホルダーは固定されていたんですね。
同じような形でこのアンカーを利用することでDIYしたものを取り付けることが可能になります。

作業

まずはアンカーの位置を確認することが第一になります。
それをベースにデザインを考えて作業を進めていきます。
今回用意したのはこちら。

アンカーは横150mm縦200mmの間隔で取り付けられていたので、これより大きな板をベースにしてトイレットペーパーホルダーを作ります。
1×8材が幅185mmとちょうど良いので横幅を規格サイズのまま使用しました。
トイレットペーパーをかける部分はアイアン製のシンプルなパーツを用意しました。

材料費はかなり安く済みました。

材料

1x4材(498円) x 1 …………………… 498円

アイアン製ペーパーホルダー(559円) x 1個 …………………… 559円

合計 ……………………  1057円

最終的にサイズは以下のように決めました。

ベースの部分を作っていきます。

元のトイレットペーパーホルダーをベースになる1×8材の上に置いて、穴に鉛筆を入れて穴の位置を記します。
位置が決まったら、ビスの幅より少し大きなサイズの穴を開けていきます。

穴はできるだけ垂直になるように綺麗に空けるようにします。
穴ができたら、アンカーにハマるかを確認していきます。

穴の位置もバッチリしっかりと固定されました。

これができたら今回の作業はほぼ終わったも同然。

元から取り付けてあったビスでは長さが足りなかったため、同じ太さで少し長いタイプのビスで固定しました。

あとは長さを測りながら、残りのパーツを組み立てていきます。

特に問題なく組み立てられました。アイアンのパーツは緩まないようにしっかりと固定します。

裏面から5箇所にビスを打ってT字の板を取り付けたので強度は問題ありません。

壁に傷がつかないように念のために四角にフェルトを取り付けました。保険です。

完成

作業が終わったら再度壁に取り付けます。
ぐらつきもなく完璧に固定できました。

トイレットペーパーは以前よりよく回り使いやすくなりました。

まとめ

塗装などの仕上げはまだ迷っているので、今回は保留にしました。
少し使用してみてからゆっくり考えたいと思います。
ベースの部分に自由に元を取り付けれらるので、他のパーツを組み合わせても面白いかもしれません。

トイレットペーパーホルダーに限らず、もともとどのうように設置されているかを確認することで壁に傷をつけずにものを設置することができます。家の作り再度見直して、他にできる箇所はDIYしていこうと思います。